ダーツを一緒に遊ぶ、もしくはダーツで対戦する方法はいくつかあります。
「カウントアップを一緒にやる」「もしくは01(ゼロワン)で勝負」「いやいやクリケットで白黒つけよう」「みんなでパーティーゲームで盛り上がろう」
このようにそれぞれのゲームを単独で楽しむ場合もありますが、ソフトダーツの一般的な対戦形式の1つとして「メドレー」というものがあります。
メドレーは01とクリケットを組み合わせた対戦で、多くの人が遊ぶ対戦方法なので覚えておいて損はありません。(プロのトーナメントでも採用されています)
ここではメドレーについての説明とゲームの流れ、注意したいことを紹介します。
メドレーとは
メドレーとは01とスタンダードクリケットを複数回ゲームをする対戦形式のことです。
例えば3ゲームで対戦する場合、「01-クリケット-01」や「01-クリケット-クリケット」のように順番にゲームしていきます。
ちなみに、メドレーでは1回のゲームを1レグ(LEG)といい、3ゲーム勝負を3LEGメドレー、5ゲーム勝負を5LEGメドレー、7ゲーム勝負を7LEGメドレーといいます。
3レグの場合は先に2勝、5レグの場合は3勝、7レグの場合は4勝した方が勝ちとなります。
ダーツバーで対戦する場合
ダーツバーなどで遊ぶ場合は一般的に3レグメドレーを選ぶことが多いです。
ゲームの組み合わせは色々ありますが一般的なのは「01-クリケット-チョイス」という方式。チョイスとは「どちらか選択する」ということで、選択権がある人が01とクリケットのどちらかを選ぶことができます。
初心者のうちは分からないことも多いので、対戦相手の人に教えてもらいながらがやってみるのがオススメです。
メドレーの流れ
次に簡単な流れを紹介します。
ゲームの選択
まずはどんなゲーム(レグ数や01とクリケットの組み合わせ)にするのか決めます。
一般的には上で説明したように3レグメドレー、「01-クリケット-チョイス」です。
特に何も要望がなければこのようにゲーム設定して問題ないでしょう。
コークで先・後を決める
先攻・後攻をコークで決めます。(センターコークとかセンター勝負と呼ばれることもあります。)
コークとはプレイヤーが1投ずつ投げ、ブルに近いほうが先投げ、遠いほうが後投げとする決め方です。同じ距離の場合はもう1投。
1レグで先投げなら2レグでは後投げとなります。
ちなみにコーク自体の先投げはじゃんけんで決めることが多いです。
また、説明したように通常はコークで先・後を決めますが、ダーツバーなどで遊びでやる場合は簡易的にじゃんけんや適当に先・後を決めてしまうこともあります。
ゲーム
01(ゼロワン)とクリケットで対戦します。
それぞれのゲームのルールは下の記事を参考にしてください。
最終レグがチョイスの場合
最終レグまでに勝負がつかない場合(3レグメドレーなら1勝1敗、5レグメドレーなら2勝2敗)は最終レグで勝負を決めます。
ゲームがチョイスの場合、コークでゲームと先投げを決めます。
コークで勝ったほうが先投げもしくはゲーム選択権のどちらかを選ぶことができます。勝ったほうが先投げを選べば負けたほうがゲーム選択権を、勝ったほうがゲーム選択権を選べば負けたほうが先投げとなります。
注意したいこと
メドレーで対戦するにあたり注意したいことは次の3つです。
- マナーを守る
- ゲーム数に応じて金額(クレジット)が変わる
- ゲームの流れは柔軟に
あいさつに始まりあいさつに終わるのは当然のこととして、マナーを守ったプレーを心がけましょう。
参考ダーツのマナーついて
場合によっては「ナイス」などの簡単なかけ声をかけてコミュニケーションを取ります。
参考ダーツのかけ声と注意点について
金額はゲーム数(レグ数)によって変わってきます。料金は各レグごとにかかるので、3レグメドレーなら最低2クレジット。3レグまでいけば追加で1クレジットとなります。メドレー中に中断しないようにお金を先に準備しておくと相手を待たせずにすみます。
また、先投げやゲーム選択についてはコークをせずゆずってくれたり、じゃんけんで決めたりする人もいます。その辺は柔軟に対応しましょう。
メドレーがメニューのどこにあるか
メニューからどうやってメドレーを選べばいいのか、マシンの操作が分からない人はいませんか?
これはダーツライブもフェニックスも同様ですが、トップメニューから「MATCH」を選択すればOKです。
すると、3 LEG MEDLEY,5 LEG MEDLEY,7 LEG MEDLEYが表示されるので好きなのを選びましょう。
はじめはどこにメドレーがあるか分かリづらいかもしれませんが、一度覚えればもう大丈夫。
メドレー=MATCH。
慣れるまではしっかりと覚えておきましょう。
ダーツのメドレーまとめ
- メドレーは01とクリケットで複数ゲームする対戦方式
- メドレーには3レグ、5レグ、7レグメドレーがある
一般的には3レグ「01-クリケット-チョイス」が多い - 勝ち越しが決まった段階で終了
3レグなら2勝、5レグなら3勝、7レグなら4勝 - チョイスはコークで決める
- 対戦といえばメドレーといっていいほど一般的
ダーツバーなどで「やりませんか?」となったらメドレーの場合も多いです。
簡単な流れさえ覚えておいたら初心者でも対応できます。分からないところは相手に聞きながら楽しみましょう。やっていくうちにすぐに慣れます。
ここではメドレーとは何か、メドレーの流れ、注意したいことについて紹介しました。
「気軽にカウントアップ遊ぶ」「01を1回だけ遊ぶ」といったようなお手軽感はないので、初心者のうちは少しハードルが高く感じるかもしれません。
ですが、メドレーにはメドレーの良さがあります。遊びといった感覚ではなく、対戦・勝負を楽しめるメドレーをぜひ楽しんでみてください。
初心者はまずはこれをcheck!!